退社後直帰系OLの戯言

退社後は即帰宅。インドア系オフィスレディー(笑)ぼちぼち婚活をしたりしなかったり。

【ゴミ】実写版「帝一の國」は原作ファンでも楽しめるのか。

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 大好きな「帝一の國」が実写映画化され、葛藤する私。だって実写映画ってだいたいが爆死に終わるじゃないですか。ストーリーのコレジャナイ感とか、キャスティングのコレジャナイ感。大好きな作品ほど、実写映画なんて見ないほうがいい、そう思っていました。しかし、しかしなんです、竹内涼真くんが!でるんですよ!それも!私が大好きな大鷹くん役で!竹内くんが演じる大鷹くん、絶対にかっこいいし見たい!けど、納得のいかない内容だったらマジでイヤだ、致命傷になる!見る、いや見ない、いや見る、いや見ない、いや見る、いや見ない・・・このクソみたいな葛藤を一カ月ほど繰り返した挙句、観てきました、帝一の國!(見たのかよ)

 

原作と映画のネタバレをクソほど含むので、以下追記。

 

 

 

1.キャスティングは及第点

まず、わかりやすいキャスティングから感想を書きます。全体的には、可もなく不可もなくといった感じでした。

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主要メンバーはそこそこ原作に雰囲気が合致したヴィジュアルでした。とくに森園億人役の千葉雄大の森園感がヤバい(語彙力)地味だけど賢くて計算高くて強かで可愛いところがマッチしてました。見るまでは正直、「20代後半のおっさんじゃん…億人くん、将棋が好きなおっさんになっちゃうんじゃ…」とソワソワしておりましたが、違った、千葉雄大は男子高校生でした、DKでした、マジすみません。

他に良かったキャスティングは堂山生徒会長役の木村了ですね。千葉雄大のように「原作とヴィジュアルが似てる!」というわけではないのですが、生徒会選を制覇した覇者のオーラと、厳格な堂山らしさが表情から滲み出ていて、死ぬほどかっこよく、全校生徒から多大な信頼と尊敬を得ている堂山生徒会長そのものって感じでした。あと、顔が昭和(クソ失礼)というか、「帝一の國」の世界観にマッチしてるのもグッドです(伝わるだろうか、この感じ)

竹内涼真くん推しといてアレなんですけど、あの、彼が演じる大鷹弾くんがさわやかすぎたんです…。私の中の大鷹弾って、もっと大口開けて笑うような、さわやかというよりは、元気でやんちゃで明るくて真っ直ぐなイメージだったんですよね。もっとヤッホーイ!みたいな感じ(またしても語彙力に難あり)が欲しかったなーと残念でした。

それと、氷室ローランドはハーフタレントのほうが良かったんじゃないかと。もっとスラッとしていてシュッとしている線がほしかったです。髪の毛もウィッグなのか知らんけど、終始モッサリしていたし、氷室モッサランドて感じでした。ただ、間宮祥太朗自体はクソかっこいいんですけどね。

あと細かいですが、東郷の側近やってる根津は、もっとブスというかネズミみたいな男の方が良かったです!!!!!!!!!!!めっちゃツッコミにくい絶妙な顔のキャスティングやめてくれ。

 

2.テストのくだりはなんだよ

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トーリーについて。序盤はそこそこ違和感なく見れました。あくまで映画版なので、全部を細かくやれとか、忠実にやれとは思わないし。ただ、ただね、テストのくだりがあまりにも謎すぎた。

帝一がテストしてるときの謎カット、そして謎のクラブ系BGM、あれなんなんだ?あれいるか?一瞬にして我に返ったというか、せっかく映画にのめりこめていたのに、スクリーンからはじき出された感満載すぎました。クソでした。もう一度言います、クソでした。「なんだこれ」と呟きながらポップコーン食いました。やっぱり塩に限りますね。美味しかったです。

そしてテスト後の採点。原作では一人で結果を見るんだけど、映画では父親と採点結果見てました。いや、そういう改変は気にならないけど、それよりも、帝一の父親がギャグ路線に走るというか、厳格じゃない感じがすごくイヤでした。「この親子のやりとりおもしろいだろ~~~ドヤ!」とも言いたげな、バカほど長ったらしくバカほど寒いギャグの押し付けがキツかったです。採点シーンそんな重要じゃねーから。

 

3.帝一の謀反をもっと描けなかったのか

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謎にテストのくだりが長すぎた半面、帝一が氷室を裏切る背景や心理がしっかり描かれていなかったことが残念でした。つうか、これが氷室森園戦の醍醐味なんじゃねーの?と思うんだけど違うの?原作では帝一が氷室のために葛藤したり、犬のように尽くしたり、また、東郷に負けないよう身を削ったり、試行錯誤した場面は非常に多く、例えば新聞制作や夏合宿なんかは本当におもしろいのですが、まあ尺的にそこら(特に夏合宿)がカットされるのは仕方ないなと思ってました。しかし、父親同士の確執発覚→謀反までが早く、まさに流れるようなクソっぷりでした。水洗便所の如く。

そもそも帝一が氷室へどれだけ尽くしたかがほどんど描かれず、結果氷室についていくかいかないか思い悩む帝一の姿もなく、、本当にあっさり、あっさり塩ラーメンでした。煽り抜きで、よくここまで要点を抑えずに脚本書けたな〜と思いました。美美子との糸電話シーンを出す割には、大鷹との三角関係というか美美子との恋愛すらカットするしさ、尺ないなら的絞ってそこを徹底的にやれよ、と思いました。まあ恋愛云々より選挙を書きたかったんだろうけど、それなら、帝一の裏切りシーンは物語の大切なポイントなんだし、せめて、せめてだよ、駒くらいの伏線は欲しかった。「氷室先輩は父親の敵だから、僕、森園派にはいりまーす」みたいなね(そこまでではないけど、原作と比べたらこれ位軽かった)。氷室も氷室で悩むことなく東郷の一声であっさり帝一を手放すしよォ、信頼も戦略もあったもんじゃねぇな。選挙の話なのにその選挙が、死ぬほどチープに見えてまるで茶番。観ながら何のストーリーを追っているのかよく分からなくなった。私の中で帝一の裏切りは氷室対森園の最初の選挙の中で好きなくだりだし、物語の重要な転機だと思っていたので、非常に残念でした。正直、テストに尺使うならこっちに回してほしかった。マジで1から100まで意味不明。

 

4.映画オリジナルの喧嘩はほどよく良かった

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写真はイメージです。お詫び申し上げます。

東郷との一時決着は殴り合いの喧嘩でした。規律正しい高校なのか、鈴蘭系の高校なのかよくわかんねーなこの世界観って思いながら見てましたが、帝一と東郷のバトルが見れたのは良かったです。ただもっと選挙活動の中で二人の戦いをみたかったわけなんだけどね、そういう漫画なわけだしさ。というのが正直な意見。まあでも、ないよりはよかったよ、喧嘩。一切求めてなかったけど。

 

5.クエスチョンマークが頭から飛び出そうな締め

 

 

最初の選挙が終了し、加速度的にストーリーが進行し締まりました。まああんな長い話をものの数分で絞めた脚本には拍手。しかしジャンプの打ち切りみたいな絞め方で残念。

まずさ、氷室が森園についていく切欠となるシーンがなぜないわけ?そこまでが最初の選挙だろ、と思ったし本気で怒りを感じた。ねぇ、原作流し読みして脚本書いたの?よく分かりません。取り敢えず、氷室は何しれっと短髪になってで森園の横に座ってんだよ、ってなったマジで。違和感と疑問しかないわ。ギャグのつもりでそういう構成にしたの?一切全然笑えないけど。それに、あれだけ「生徒会長なんて興味ナイゼ」とか言ってた大鷹がノリノリノリノリで生徒会長選してるわけよ。それやるなら少しはその背景を描写しとけよと思ったマジで。それに、東郷が帝一に票を投じるシーンは、二年生時のくだりがあるからこそグッとくるんだよ、それやるなら少k(略)その後、帝一が大鷹に一票を投じる切欠が東郷の裏切りに改変されてるしよォ。それじゃあ全てが台無しなんだけど心底腹立つわクソ、と呆れました。あれじゃあ、東郷が最後まで性格悪い奴じゃん。なんなの、帝一が選挙活動の中で得た友情がなかったことになってんじゃん。何も成長してねぇじゃん。まさにクソ改悪。締めるためとはいえこんなに適当に流すなら、帝一の選挙は一切組み込まなければ良かったのでは?(もっと言えば、氷室森園戦の公約で森園が「選挙を立候補性に〜全校生徒の投票〜」とか言った時点で、白目むくほど呆れた。それ最初に言うなら原作と展開変えろよ^^;言っただけで結局選挙改正のくだりは一切やらねぇし、なんでわざわざ最初に公約したことに改変したんだよ、無理に別に言わなくてよかったんじゃねぇの?あはははははははははは)

 

6.総括

いろいろクソとか書きまくったけど、本当に見なきゃよかったと思いました。キャストがかっこよかったこと だ け が心の救いでした。アーメン。実写映画ってなんでこんなにも残念な傾向にあるんでしょうか。デスノートはすごく面白かったんですけどね(勿論、映画のです)キャストが所謂今をトキメク若手俳優揃いだったからか、「帝一の國」の世界観よりも、「イケメンキャスト」にフォーカスを当てたような作品でした。イケメンのコスプレイメージビデオ見てる感じでしたね、本当に。眼福眼福(棒読み)

全体的な映像も、なんだか現代風で、原作の良さがでてなかったように感じます。昭和っぽい風貌の平成DKって感じでいろいろとチグハグしてました。個人的に「嫌われ松子の一生」のような世界観を期待していたので。嫌われ松子、本当に面白いですよ。あのバカでもわかる昭和感がたまらなく好きです。

映画「嫌われ松子の一生」

えーっとまとめると、原作を知らない若い人はくだらなくて笑える映画だと思います。オススメでき(ると思い)ます。イケメンが好きな人も楽しいかもしれません。是非漫画版を読んでもらいたいです。原作  本当に面白いのです。

久しぶりに正真正銘のゴミ映画に出会いました。巷のレビューサイトやツイッターは「おもしろい」だとか「笑った」「泣いた」との声ばかりでした。中には「原作ファンだけど楽しめた」「原作を超えた」との感想もありました。え、これってもちろん全部サクラだよね…?そう思うレベルでつまらない最悪の映画でした。これで笑う人って、どんなつまらない毎日をおくっているのだろう、どんなつまらない作品ばかり観てきたのだろう、人生縛りプレイでもしてるのかな~すごいな~と今なら無差別にで尊敬できそうです。また、面白い原作をこんなにまでゴミクソにした制作者の方々には感動さえ覚えます。お金と時間を返せとはいいません、返さなくていいので、私の中からこのゴミ映画を鑑賞したという事実を消していただきたいです。思い出すだけで不快になるからです。こうやって書きながら、さすがにこれは書きすぎかなとは思うけど、それでも文章を消さないくらいには残念な気持ちで一杯です。

帝一の國 1 (ジャンプコミックスDIGITAL)

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